スーパーウォール工法(SW工法)は、LIXILが開発した高性能工法です。高断熱のスーパーウォールで家を包んだうえで、計画換気システム等を組み合わせることにより、高気密・高断熱・高耐震構造を実現した住宅工法です。
在来工法こと木造軸組工法は、長年日本国内で採用されてきた工法です。縦の構造材である柱と、横の構造材である梁を組み合わせることから軸組と呼ばれます。建築費用が比較的安い、間取りの自由度が高い、などが特長です。
高性能断熱材を採用しているため、家全体が温度差の少ない魔法瓶のような空間を実現します。そのため外気温に影響を受けにくく、部屋の温度が一定に保たれることでヒートショックを防止できます。
「夏は涼しく、冬は暖かい」と感じる理想的な快適さで暮らせます。
スーパーウォールは、ZEH基準よりさらに上のHEAT20 G20という断熱基準を目指していることが、断熱性能をデータ上でも裏付けています。もちろん、快適性向上のために不可欠な遮音性能も兼ね備えています。
日本国内で建てられている住宅の約7割が木造軸組工法です。木造軸組工法がこれほど普及しているのは、たとえば気候風土に合っているなど、その理由はさまざま考えられます。鉄骨造や鉄筋コンクリート造に使われるコンクリートや鉄などの建材と比較して、木造で使用する木材は安価なので建築費用を低コストに抑えられるという点も大きい理由です。同じ坪数で家を建てる場合、鉄骨造は木造より1.5倍の費用がかかるといわれています。
マイホームの設計にこだわるお施主様にこそ、木造軸組工法をオススメいたします。というのも、木造軸組工法は構造的な制約が少ないため、比較的自由に間取りを作りやすいという特長があるからです。たとえば窓などの開口部を大きく取ることも可能です。長く住まう家ですので、暮らしているうちに生活環境が変化することも考えられます。そのような場合にも同様に、リフォームの自由度が高い点もメリットになります。
小川工務店では、柱と梁を組み合わせるだけでなく、耐震壁を多く配置することにより耐震等級2を取得できます。それに加え、木材同士の接合部には適切に金具を使用して補強しますので、耐震性や耐久性が大きく向上しています。もちろん、それ以前の段階として、必要とあれば適正な地盤補強を行い、上物をしっかりと支えるベタ基礎を施工いたします。